エスミンの鑑定辞典

半人前鑑定士の勉強メモ

ルイヴィトンってなぜ高く売れるの?!

皆様ご存じの通り、いろいろブランドは多数あります。

買取店はどこもルイヴィトン高価買取!ボロボロでも買い取ります!とルイヴィトンは特に高く買い取ります!と言っています。

 

なぜ定価は同じようなブランドはたくさんあるのに、ルイヴィトンだけ特に高いの?と思いませんか?

 

今日は、ルイヴィトンはなぜ高く売れるのか?を考えてみたいと思います。

 

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モノグラム・ネバーフル

 

 

 

まず、結論を最初に言ってしまいます!

それは「ルイヴィトンが世界で一番中古品でニーズのあるブランド」だからです。

 

ニーズがある、というのは「人気がある」「欲しい人」がいる、とも言い換えることができます。

では、ルイ・ヴイトンがなぜ世界で一番ニーズのあるブランドになれたのか?

それは5つあります。

5つのポイントをたどっていけば、

最終的にルイ・ヴイトンが高く売れる理由につながるのではないでしょうか?

 

では、早速、理由を探っていきましょう!

 

1.誰もがヴィトンとわかる優れたデザイン

ルイ・ヴイトンと言えば、誰もが一目でルイ・ヴイトンとわかる優れたデザインです。

ルイヴィトンの代表的なデザインとして挙げられるものに、「モノグラム・ダミエ・エピ・タイガ」といったものがあります。そのどれもが有名で、ひと目でルイヴィトンとわかります。

特に、モノグラム、ダミエは、持っている人を見かけたら「あ!ヴィトンだ!」ってわかりますよね?

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モノグラム

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ダミエ

ブランド品を身につける時に気になる周囲の目。

せっかく高級品を身につけていてもそれがわかってもらえないと自己満足になってしまいます。

そんな所有欲を満たしてくれるのが、ルイヴィトンなのです。

 

そして、余談ですが、

そのモノグラムとダミエのルーツは日本にあるというのはご存じでしょうか?

 

当時のパリ万博で日本ブースはすごく人気がありました。日本庭園や家紋など、日本独自の文化がフランスの人々の目に留まり、ジャポニズムがもてはやされていた。
そしてルイヴィトンは当時、偽物の出現に困っていました。

その対処法を考えていたときにパリ万博の日本ブースで家紋のマークを見つけ、それをルイヴィトンのマークにして本物の証明にしてみようと作られたのがモノグラム柄だったというわけです。

世界的な海外ブランドのルーツが実は日本にあった、というのは実に面白いですよね!

 

 

2.非常に徹底した品質管理

ルイヴィトンというのは、極めて高い職人技術をもったブランドです。

彼らは職人を雇い、高いレベルの製品が作れるように人材育成の制度まできっちり会社で用意して、クオリティの高い商品をハンドメイドで作っています。


本当はもっと早くたくさん製品を作りたいけれど、

ハンドメイドで高いクオリティの製品が作れる職人を育成するのに時間と労力が必要だから、たくさん作れない。

粗製濫造をせず製品のクオリティを徹底的に落とさないというのが基本姿勢なのです。

 

職人技術という点以外でいうと、実はルイヴィトンにはアウトレットが存在しません。

アウトレットは、B品やキズものなど少し失敗したけれど、廃棄するのはもったいないから値段を下げてお客様に提供する、というものです。

 

ではなぜルイヴィトンではアウトレットをしないかというと、

製品として完璧なものだけを流通させて製品をコントロールすることで、ルイヴィトンの品質を守っているのです。

 

3.顧客の信頼をつかむ価格管理

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ルイヴィトンは、実は150年間一度もセールをしたことがないブランドだというのはご存知ですか。


なぜセールをしないのかというと、製品の価値がわからなくなるからです。


例えば定価10万円で買った商品が、1ヶ月後に40%OFFの60,000円になっていたら・・・本当の価値がわからなくなってしまいます。

1万円で購入した人を裏切ることになり、60,000円で買えるものなんだという捉え方をされてしまう。そして1万円で買う人が少なくなっていくという悪循環を引き起こさないよう、ルイヴィトンではセールを行っていないのです。

 

150年間セールを行わず、10万円の商品は10万円でしか売らない。だからこそルイヴィトンの製品は、今でも価値が高いまま売れ続けているのです。

 

4.製造から販売まで自社で行う販売ルート管理

実は多くのブランド品は、ライセンス契約といって、ブランドのロゴを貸しているだけで作っている所は、別。というのが多いのです。

なぜ、ライセンス品をやるかというと、自分以外の国や市場でリサーチの手間をかけず確実に製品を売るためです。

 

しかしライセンス品には、同時に粗製濫造する可能性が高まるリスクもあります。

様々なところでブランド名を借りた商品が販売されたら、販売経路が複雑化するため、偽物が出やすくなります。


このようにライセンス品というのは、粗製乱造によってブランディングを下げる可能性があるわけです。

こうならないようにルイヴィトンではライセンス品をやっていません。

ルイヴィトンはすべての製品を自社で製造し、どのような流通経路を通ってお客様に届いているのかを支配することで自分たちの価値を維持しようとしているわけです。

 

5.伝統と革新の両立

ルイヴィトンは新しいことを盛んに行うブランドとしても知られています。

記憶に新しいのはルイヴィトンとシュプリームのコラボレーション。
ラグジュアリーとストリート、

絶対に交わらない水と油のような関係をコラボさせました。

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ルイ・ヴイトンとシュプリームのコラボ


ルイヴィトンではトランクやバッグがずっと売れているし、新しいことなんてしなくても何も問題ないにも関わらず、ストリートカルチャーを認めてラグジュアリーと融合させ、新しい価値を提供することをやっている。

彼らは本当に新しいことに対してとても貪欲なのです。



職人気質で品質や価格という、とても固い部分もありながら、まったく新しい価値を取り入れて提供している。伝統と革新、両方の面を持ち合わせているのがルイヴィトンのすごいところです。

 

まとめ

こうしてルイヴィトンを知ると、なんで高く売れるのか?世界中で人気があるのか?

ということが良くわかるのではないでしょうか?

まとめますと、ルイヴィトンは、

「誰もがわかる優れたデザインの製品を、圧倒的な品質と、世界共通の信頼の価格で提供し、販売まで自社でしっかり管理し、粗製乱造を防ぎながら、それでいて更に常に新しい挑戦をするブランド」

 と言えます。だからこそ、世界中のファンがいる世界一のブランドであり、中古でもその人気度の高さから、高く売れるのです。

 

最後に、ルイヴイトンを高く売るコツ教えます!

できる範囲内で綺麗にしておく
汚れがある分はマイナス査定になります。出来る範囲内で綺麗にできるようであれば、手洗いするなど綺麗にしてから査定を申し込みましょう。

 

付属品は購入時の状態のままにしておく
購入時の箱などの付属品が少しでもかけている状態だと大幅に買取額が下がる可能性があります。

特にルイヴィトンなどハイブランド品の保証書などは、正規店での購入が証明できるので、とても大切です。
商品だけの査定の場合と比べると、付属品が揃っている場合は数千円~数万円程度買取額が上がることもあります。

 

ルイ・ヴイトンをお持ちの方にお得なお知らせ!

 

蔵屋では、ルイ・ヴイトンの高価買取に自信があります!

 

それは、買取店と違い、

しっかりと適正な値段を見極めて鑑定士と、海外まで広がる独自の販売ルートがあるから、他店には負けない値段を出せるのです。 

 

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