お父様、お母様の大切な品物を「押し買い」から守るには?!
今、金の値段がかつていないほど、ぐんぐん上昇しています!
今日2020.8.7の金(インゴット)の金相場は約7600円!
一番ポピュラーな18金はなんと、金相場5000円以上!!
でも、そんな金相場がどんどん上がっている今、注意しなければならないのが、
高齢者を狙った「押し買い」をしてくる悪徳業者です!
今日はそんな押し買いからお父様やお母様の大切なお品物を守るための方法をお教えします!
押し買いとは?
業者が消費者からの依頼を受けることなく自宅などを訪れ、貴金属や着物といった品物を強引に法外な安値で買取ること。を言います。
そのように、貴重な価値あるお品物を安価な価格で強引に買い取る事例が今、
多数報告されています。
実際にあったお話
実際に、うちのお店(蔵屋)に来ていただいたお客様からこんなお話を伺いました。
ご高齢のお母様とご一緒に住んでいる女性のお客様からのお話です。
その日は平日で、たまたまお仕事がお休みのお客様が朝少し遅めに起きてみると、
見知らぬ男性が家に上がり込んでいました。
その男性はお母様から着物やネクタイや、衣類品と合わせて、大切な金の指輪やネックレスも買い取ろうとしていました。
あわてたお客様はいくらで買い取ろうとしているのか話を聞いてみたらびっくり!!
現在の金相場の半分以下の値段で買い取ろうとしていたのです!
蔵屋に来ていただいたお客様は相場を知っていたので、
その値段はおかしい!知らないのをいいことに安く買い叩こうとするな!
ちゃんとした値段を提示しないなら帰ってください!と追い返しました。
その後、安く買い叩かれようとしていた金製品は蔵屋で鑑定させていただきました。
結果、その訪問業者の倍以上の値段がつきました。
このような悪徳業者は、一人暮らしの高齢者のご自宅や、平日の午前中といった高齢者の方しかいらっしゃらないようなタイミングで、訪問したり、不用品を買い取ります。といった電話をかけて、家に上がり込み、知らないのをいいことに安く買い叩こうとしてくるのです!
押し買いから守る5つのポイント
そんな悪徳業者から被害にあわないためには、5つのポイントがあります。
1.怪しい人を家にあげない、電話は断る
話術が巧みな押し買い業者も少なくありません。そのような業者は電話での勧誘でも、消費者に「この業者は大丈夫かな」「なんだか怪しいかも」と考えさせる時間や余裕を与えず、あっという間に訪問の約束を取り付けてしまいます。
このように相手のペースに巻き込まれてしまわないためには、まず一度電話を切ることが大切です。
「他の業者と相見積もりを取ってみたい」「家族と相談したい」と言って、名前と連絡先を聞き出し、一度電話を切りましょう。そしてインターネットなどを使って相手について調べ、依頼をしても問題ないかを判断するのです。
2.金相場を把握しておく
金相場はインターネットで簡単に調べられます。金製品の買取は、1gあたりの値段×重量です。金相場を知っておけば、おかしな値段を提示された場合はすぐに気づくことができます。
3.ご両親に悪徳業者の怖さを知ってもらう
高齢者の場合、家族が上記のような対処法を言って聞かせても、実践するのが難しい人もいます。そのような場合は、心苦しいかもしれませんが、少し怖がってもらうことも必要です。
例えばここで紹介したような「勝手に家に上がられてタンスをあさられる」「大きな体の若い男性がやってきて凄まれる」といった実例を話しておくのです。そして「もしそういう電話や飛び込みでの勧誘が来たら、まず家族に連絡してね」と伝えておきましょう。そうすれば大切な家族が怖い思いをしなくて済むはずです。
4.万が一被害にあってもクーリングオフできる
もし誤って押し買い業者にお品物を売ってしまったとしても、契約から8日間のクーリングオフ期間があり、所有権を主張することが出来ます。
5.信頼できる業者を知っておく
きちんとモノの価値を見極め、値段をつけてくれる業者を知っていれば、いきなりかかってきた電話や訪問業者に買取をお願いする、といったことはなくせます。
信頼できる業者の見極め方は、また別の機会にお話します。
この5つのポイントを押さえておけば、
被害にあうことは防げると思います!
蔵屋では、価値ある物をプロの鑑定士が適正に評価します!
ぜひ、価値を知りたい物がありましたら蔵屋までお気軽にご相談ください!