セリーヌについて①
数多くのハリウッドセレブに愛用されているブランド、セリーヌはバッグ・革小物を中心に中古市場でも人気のあるブランドです。
2008年に元クロエのデザイナー、フィビーフィロが就任してからさらに人気が高まり、世界的にヒットしたラゲージをはじめ、シティユースで洗練されたデザインがおしゃれな人たちに支持されています。
セリーヌはアパレル・革小物製品にはメンズもありますが、レディース色の強いブランドです。
国内でも大変愛用者の多いセリーヌですが、それでも人気のある商品と人気のない商品があり、買取相場も大きく違います。
セリーヌにの買取相場
セリーヌのバッグ・革小物の買取相場は定番のラゲージバッグを除くと、新しいモデルほど買取価格が高い傾向があります。
人気ブランドのため並行輸入品も入ってきており、国内定価の1割~2割引きほどで販売されているため、残念ながら買取価格に直接影響しています。
海外セリーヌからの輸入品の中には日本未発売商品もありますが、買取店に持ち込んだ場合、日本未発売が高く評価されることはあまりありません。
また、セリーヌのジュエリー・アクセサリーはあまり人気がありません。
アパレル・靴製品も最近のアイテム以外はあまり高い買取価格を期待できない状況です。
セリーヌにはアウトレットもあり、アパレル製品を販売していますので、アパレル製品は購入価格と比べると買取価格は安くなってしまいがちです。
また、2019年春夏コレクションよりデザイナーがエディ・スリマンへ代わっています。交代による相場変化が注目されていましたが、前デザイナーの商品を求めるユーザーもまだまだ多く、今のところ下落などは起きていない状況です。
ラゲージバッグ
ラゲージは、2011年に海外セレブなどを中心に爆発的人気となったハンドバッグのシリーズ。デザインは元クロエのデザイナーであるフィービー・ファイロが手がけています。
単なるスクエア型ではなく、上部のマチが広がったフォルムが特徴的で、フロント部分のデザインやチャック部分が注目されました。
フォーマルな雰囲気でありながら、ジーンズなどのカジュアルファッションにも合わせやすいハイセンスなデザインで憧れのバッグとなり、日本でも20代後半から30代以上の女性を中心に人気となりました。
しかし2018年秋冬を最後にフィービー・ファイロがセリーヌのデザイナーを退任することに。
フィービーの熱狂的なファン達が、フィービーの生み出したアイテムを一斉に買いに走ったのは有名な話です。
ラゲージバッグは5サイズ展開
ナノショッパー
サイズ:20×20×10cm
価格帯:税込329,400円〜372,600円
特徴:ラゲージシリーズの中で最も小さいサイズ。お財布、スマホ、リップなどのマストアイテムを携帯するにはぴったりで、華やかなゴールドカラーの展開もあります。
マイクロショッパー
サイズ:27×27×15cm
価格帯:税込388,800円〜426,600円
特徴:収納力やサイズ感がぴったりな大きさがマイクロショッパー。普段のお出かけや通勤にもちょうど良いサイズです。バッグの底に傷を防ぐスタッズが付いています。
ミニショッパー
サイズ:31×31×18cm
価格帯:税込415,800円〜459,000円
特徴:マイクロショッパーよりもう少し大きめサイズが欲しいという方には、ミニショッパーがおすすめ。タブレットや本なども持ち運ぶことができます。
ミディアムショッパー
サイズ:32×32×20cm
価格帯:現在の公式サイトには載っていませんでした。
特徴:A4サイズの書類なども余裕で入れることのできるサイズ。ちょっとしたお泊まりなどにも便利。
ファントムショッパー
サイズ:29×52×25cm
定価:現在の公式サイトには載っていませんでした。
ラゲージシリーズで一番大きいのがファントムです。キャンバスやスエード素材もありますが、定価が安めのため、買取査定時はカーフスキンが評価される傾向があります。ファントムサイズのニーズが低下しており、2018年以降、買取価格は大きく下がっています。
セリーヌ ラゲージバッグのサイズまとめ
5種類
・ナノショッパー
・マイクロショッパー
・ミニショッパー
・ミディアムショッパー
・ファントムショッパー
続きます。