エスミンの鑑定辞典

半人前鑑定士の勉強メモ

質預かりについて解説!!

質預かりとはいったい何のか?

聞いたことはあるけど、実際の事はいまいちよくわからない。。

今回は、質預かりの具体的な内容について説明していきます。

 

 

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全質連のマスコットキャラクター「しちまる」

 

買取とは違う「質預かり」

 

買取はもう売ってしまったら取り戻せません。

それはお店に品物を売却をしたということになり、代金を払っても撮り戻ません。

しかし質預かりはモノをお預かりする代わりにお金をご融資致します。

ですので、ご融資したお金を利息と返していただければお返し出来ます。

 

大事なブランド物や時計など、大切なお品物を手放せないけど、お金が必要な際には、ぜひとも使って頂きたいです。

 

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質預かりの流れ

早速、実際の質預かりの流れを見ていきましょう。

 

 ①質預かりしたいお品物と身分証(免許証など)を持って、お店に行きます。

 ②お品物を査定してもらいます。

 査定する際には、

・いつ頃買ったのか?

・どのくらいの値段をしたのか?

・どのくらい使ったのか?

これらを鑑定士に伝えていただくと査定がスムーズです。

 

③査定金額にご納得していただければ、質札と元金のお渡しします。

 

④3か月以内に元金と利息を払えば、お品物は取り戻せます。

お品物を出すことを「出質(でびち)」と言います。

 

⑤もし、お品物を手放していいのなら、元金と利息を払うことはありません。

3か月すぎて支払いがない場合、「質流れ」となり、お店で買取した、という事になります。

 

⑥3か月過ぎてもお品物を取り出せそうにない場合は、利息さえ払っていただければご延長できます。

※利息は1か月ごとに質屋営業法で最大で元金の9%になります。

多くのお店では借りる金額が大きくなるほど、%が小さくなっていきます。

 

例:

2万円未満→8%

5万円未満→7%

10万円未満→6%

30万円未満→5%

100万円未満→4%

100万円以上→3%

 

⑦元金5万円借りたとしたら、1万円ずつ毎月返済していく、取り出すといった事もできます。

 

⑧お客様のお品物はすべて、頑丈な大金庫に保管いたします。

※大金庫については、また別の機会にお話したいと思います。

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大金庫の扉(分厚い鉄板です!)

 

※注意点

数が多い場合や、高額品は事前に来店予定のご連絡をしていただけますと、

査定がスムーズです。

 

【ポイント】

●複数の品物を預けた場合、 必要な分だけ取り戻すことが出来ます。

●一度預けたからまた利用できないなんてことはありません。何度でも同じ品物でご融資いたします。

 

 

 

【メリット】

●面倒な手続き、審査が一切ありません。

「ご来店→査定→ご融資」

たったこれだけです。

●お金を借りた履歴が残らない。

消費者金融やローンと違って、履歴が残りません。

●返済義務がなく、催促もありません。

 

 

いかがだったでしょうか。
今回は
「質預かりとはどういうものか?」と言ったテーマについてお話をして行きました。

 

まとめ

質預かりとは、

1.モノを預けて、お金を借りる事ができ、あとから取り戻すことができます。

2.面倒な手続きは一切なく、ご来店→査定→ご融資、これだけです。

3.借りたお金と利息を払えばモノを取り戻せます

4.3か月元金と利息のお支払いがなければ質流れとなり、取り戻せなくなりますので、ご注意ください。

5.質流れしたくない場合は、利息を払って、延長できます。

6.もし、お品物を手放していいのなら、元金と利息を払うことはありません。返済義務、催促もありません。

 

以上となります。

もし、質預かりしたいけど、よくわからない!という方はお店に聞いてみてください。

きっと、どのお店も丁寧に教えてくださいます!

 

「お金が必要だけど、大切なものだから売りたくない!」

そんな時にぜひ質預かりをご利用してみてはいかがでしょうか?

 

ここまで読んでくださって、誠にありがとうございます。

今後もみなさんに役立つ情報を発信して行きます。

 

宜しくお願い致します。