なぜジャンクのロレックスを買い取れるのか?
お父さんからもらったロレックス、
もう動かないから放置してしまっている。
ベルトが壊れた、ガラスが割れている・・・
そんな理由でロレックスの時計が、
動かない状態のままでクローゼットの奥で眠っている……なんて方はいませんか?
高額で購入したロレックスだからこそ、
「動かないことはわかっていても、手放すのはちょっと…!」
と思ってしまいますよね?
けど、もう古いし、壊れてるから買い取ってもらえないかあー!
いえ、ちょっと待ってください!
まだあきらめないでください!
もしも「動かないロレックス」であってもしかるべき値段で買取してもらえるとしたら?
手放す覚悟が決まる方、それなら売りたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
今回は動かないロレックスでも本当に買取してもらえるのか、査定時のポイントや買取店の選び方などを詳しく解説していきます。
- 世界で人気のロレックスだからお店で修理しても利益が出る
- ロレックスは正規の部品で修理できる
- 壊れた時計の買取価格は『通常買取価格- 修理代-販売経費』
- 付属品はあった方がいい
- 残念ながら買取不可な場合もある
- まずは査定を受けてみよう
世界で人気のロレックスだからお店で修理しても利益が出る
ロレックスは、中古市場で非常に人気が高いブランドとして知られています。
世界中で人気の高いロレックスは、幅広いモデルに中古品でも買い手がつくためです。
年々、その人気は更に加熱し相場は高くなっています。
そのため、入手したアイテムを再販できる可能性は極めて高く、
だからこそ買取店も高いお金を出してロレックスの腕時計を買い取っています。
時計が動かない場合には当然「修理」が必要となりますが、
「修理費用を支払っても、もうけを出せる可能性が高い」というわけです。
一般的なブランドの場合、買取査定金額よりも修理費用が大きくなってしまうため、
「買取不可」と判断されてしまうケースも多くあります。
しかしロレックスの場合は、もともとの買取査定金額が高いために、
修理費用を差し引きしても「まだ買取品として値段がつく」という状態になります。
ロレックスは正規の部品で修理できる
またロレックスでは、発売された時計の部品を、製造後約30年間はすべて保管していることで知られています。
「正規の部品を使って修理をすることが可能である」という点も、
壊れたロレックスにも値段がつきやすいポイントだといえるでしょう。
壊れた時計の買取価格は『通常買取価格- 修理代-販売経費』
壊れたロレックスの買い取り価格の基準については、
大きく分けて二つの方法があります。
1.壊れた状態での過去の販売相場を基準に買い取り価格を出す方法
2.壊れていない通常の綺麗な状態での販売相場を基準にオーバーホール代や部品代・傷消し修理代を差 し引いて買い取り価格を出す方法
つまり修理代・傷消しなどのクリーニング代販売にかかる経費が安ければ安いほど壊れたロレックスの高価買取ができるのです。
お店によって買取価格が違う理由はこの修理代と販売経費がお店ごとに大幅に異なるからです。
※オーバーホールとは?
時計内部のムーブメントを分解・洗浄し、新しい機械油を注しながら組み上げる作業のことです。人に例えて言えば「人間ドック」のようなものです。分解掃除をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、健康で快適な状態に調整することができます。
付属品はあった方がいい
時計が故障をしていても、買取査定を受ける際には最低限の準備を整えておくことで査定金額がアップする可能性も高くなります。
特に大切なのは付属品の有無で
・保証書
・ブレスレットの余りコマ
・外箱
上記のものをはじめとした付属品を準備して一緒に持ち込みましょう。
ロレックスの場合は、特に付属品が重要な意味を持ちます。
たとえば、コレクターの中には箱ごと集めて飾る方もいらっしゃり、
箱があると価値が上がります。査定額が3,000~10,000円アップするため、
箱を保管してある方は、必ず一緒に持っていきましょう。
さらに重要なのは、保証書です。
保証書があれば、売却する時計が間違いなくロレックスで作られ、正規ルートで販売されたものだと証明できます。
熟練した鑑定士がいるお店では、保証書がなくても本物か偽物かの見分けがつきますが、そうでない場合は保証書によって何十万も買取額が変わる可能性があります。
熟練の鑑定士がいる場合も、安心材料になるため、
保証書がある商品は5,000~30,000円ほど高値での買取が可能です。
保証書をはじめとした付属品は、できるだけそろえて査定に出しましょう。
残念ながら買取不可な場合もある
壊れて動かない状態でも買取してもらいやすいロレックスですが、
残念ながら「買取不可」と判断されてしまうケースもあります。
修理費用がかさみ、買取査定金額を上回ってしまう場合
時計の損傷がひどく、修理対応ができない場合
故障品に対応できない店舗の場合
時計が動かない原因はさまざまで、この程度の故障であれば確実に買取可能という基準はありません。
オーバーホールで元通りになるレベルであれば、買取してもらえる可能性が高いといえます。
ただ、時計の修理に高額な費用がかかると予想される場合や、そもそも修理対応が不可能な場合には、「買取不可」と判断されてしまいます。
また、不動品に対してどのような対応をしているのかは、買取店によっても異なっています。
あるお店で「買取不可」と判断されてしまった場合でも、すぐに諦める必要はありません。
「故障時計に強い買取店」を探し、アプローチしてみることで、買取可能になるケースも少なくありません。
まずは査定を受けてみよう
リセールバリューが高いロレックスでは、ボロボロのものや動かないものであっても買取してもらえるケースが多くみられます。
ボロボロになったものや動かなくなったロレックスが買取可能かどうかは、業者に持ち込んでみなければ判断できません。時計買取の専門家にみせれば、時計が動かない原因や修理費用の目安を調べてくれるはずです。
捨ててしまう前に、一度査定を受けてみるのがおすすめです。時計買取に詳しく、
自社修理に対応している買取店なら、高い査定金額を提示してくれる可能性があります。
また、ロレックスだけでなく、オメガやカルティエといったハイブランドなら
ジャンク品の買取はできるお店はございますので、
あきらめてしまう前にぜひ一度、時計のプロがいるお店にご相談ください。