オールドグッチについて②
今回はオールドグッチの具体的な特徴と相場について話したいと思います。
オールドグッチの大半を占めるアクセサリーコレクション
Gucciで 1972年に設立された「Gucciパフューム」から展開されたシリーズです
通称アクセコ(アクセサリーコレクション)
と呼ばれるシリーズの作品は、80年代初頭までに作られていて、
2万種はあるといわれるステキで可愛いオールドグッチの
なんと!半分を占めているといわれています。
アクセサリーコレクションの特徴として、革タグのほかに紙タグが付属しており、その紙タグにアクセサリーコレクションの記載がされているかたちとなります。
また、1970年代の商品に関しては「MADE IN ITALY」の文字がすべて筆記体になっているため、こちらは通常のゴシックのものよりもさらに古い年代のものだということが分かります。
定番のトートやボストンといったデザインはもちろんですが、今のグッチにはなかなか見かけられないユニークなデザインのものも多く存在しており、現在もグッチ・リミテッドエディションというかたちで数年に1回程度の割合でこのオールドグッチのデザインのバッグが復刻販売されています。
シェリーライン
グッチの中でも古くから定番化されていて、かつ最近では「オフィディア」として復刻した元のデザインが「シェリーライン」です。
別名 ウェブライン、リボンライン、ウェビングとも呼ばれる3本のストライプを指します
起源は馬具の腹帯。
GUCCIの発祥は、馬具製造メーカーなので、まさにグッチの起源を象徴するようなラインとなっています。
1950年代に発表されると瞬く間に人気に火が付き、GUCCIのシンボルとして様々な製品に使われています。
緑赤のラインのものが一般的ですが、青赤ラインのものもバリエーションとして存在します。
シェリーラインに関しては、オフィディアとして復刻されたこともあり、古い品でもオールドグッチとして需要が高く、値段がつきやすいです。
ただ古い品物に関しては、総じて状態が良い品でないと、高値は付かないことは注意していただきたいです。
オールドグッチの相場
あくまで私の感覚値ではありますが。。
人気のシェリーラインがあるか、ラインによっても異なります。
これはあくまで私が作った目安となります。
また、相場は日々変動しますので、その点についてもご了承ください。
バッグの場合
きれいなAランク:5万円以上
人気のシェリーラインで本当に未使用品なら10万円超えもありえる??
少し使用感のあるABランク:1~2万円くらい
普通の中古品のBランク:数千円~1万円くらい
オールドグッチは最近も非常に人気の高いアイテムです。
近年のヴィンテージブームとあいまってお探しの方が多いアイテムです。
通常のブランドでは金額が付かないような昔のものでも金額が付く今がチャンスかもしれません。
使用していないグッチのお品物はお探しの人に使ってもらいましょう。
家になんか古そうなグッチのバッグがあるなあ、、と思ったら
捨てる前にぜひ買取屋さんにお持ちいただく事をおすすめします。