フェンディについて①
今日は、お店で扱うこともあるブランド「フェンディ」について書いていきたいと思います。
フェンディとは?
フェンディは、エドアルド・フェンディと妻アデーレが
1925年にイタリア・ローマにて毛皮工房とレザー製品店を併用したことから始まりました。
後に、エナメルを施した毛皮など様々な加工を施し 先駆的なデザインで毛皮のイメージを塗り替えました。
フェンディのアイコンでもある”ズッカ柄”は1940年代に毛皮のコートで使用していた裏地の”F"からインスピレーションされ誕生しました。
後の1970年代にはプレタポルテを発表し、1980年には香水、1989年には時計の展開を始めました。
現在では、シングルハンドルのピーカブーを始め、
フランスパンを持ち歩くバッグとして誕生した”バケット”や
ボストンバッグをモチーフにスタイリッシュかつクールにデザインされた
”バイザウェイ”などのバッグが人気を集めており、
モンスターやゲンガーで親しまれている”バッグ バグズ”はyoutuberのヒカルさんやヒカキンさんが着用していたとしても有名です。
その他にも、ネクタイ、スカーフ、財布、マフラー、時計、パーカー、服、iPhoneケース、ウエストポーチ、カードケース、キーケース、傘、靴、靴下、スニーカー、コート、サングラス、セーター、トレーナー、タートルネック、ワンピースが人気でメンズアイテムも愛用されている方が多いです。
フェンディの歴史
1925年:アドーレ・フェンディとエドアルド・フェンディ夫妻が革製品店を創業。
1946年:夫妻の娘であるパオラが15歳にて家業を手伝い、その後アンナ、フランカ、カルラ、アルダの4人の妹たちも始める。
1965年:当時37歳であったカール・ラガーフェルドをデザイナーとして迎える。
1969年:毛皮コートのプレタポルテを発表。
1980年:ブランド初となる香水を発表。
1997年:バケットパンにちなんだバッグ「バケット」を発表。
1999年:LVMHグループとプラダの合弁会社に買収。この時フェンディは経営難に陥っていた。
2001年:プラダが持つ全株式をLVMHグループが所有することによって完全子会社化となる。
2002年:日本初のLVMH複合ビルにフェンディが路面店オープンする。
2003年:表参道に路面店をオープン。
2006年:新作のバッグ「ビーミックス(B.MIX)」のプロモーションイベントを当時ア ベイシング エイプのNIGO氏がプロデュースをし、国立霞ヶ丘競技場にて開催される
1965年、現在では「モード界の皇帝」と言われれていますが、当時は新進気鋭の若手デザイナー・カールラガー・フェルト氏がデザイナーとして抜擢されます。
コートの裏地に使っていた、「F」を合わせて、「ダブルF」のモノグラム柄をデザインに取り入れ、毛皮も、従来の常識を、ひっくり返すほどの斬新なデザインにし、69年には毛皮のコートをオリジナルのデザインで発売します。
品位や優雅さを保ち古風な兼ね備え、ファッション性の高い毛皮を世に送り出したそうです。
1972年に日本での展開を始めます。
1985年に、フェンディ初の香水を発売。
1997年には現在もフェンディの代表作として作り続けられる、バゲットパンを発売します。
こちらはその名のとおりバゲット(パン)に形が似てたので、そのまま「バゲットパン」と名づけられたそうです。
今では600種類以上あるほどの人気の定番商品になっています。
その後、LVMHとプラダとフェンディが共同で、会社を設立しました。
これにより、資本力とネットワーク力が付き、世界中に83店舗の店舗展開をするまでに大きく成長しています。
続きます。